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1月23日 (日)


白血球数が増えてきた。

抗癌剤で減らされていた血液中の全ての細胞が

少しづつ復活してきている。

それに合わせて体調も楽になってきている。

それにしても、治療の度に思うことだが

人間っていうのは本当に良く出来ているものだ。


抗癌剤によって血液中の細胞

(白血球、赤血球、血小板、ヘモグロビンなどなど)が

減っていくと身体に色々な反応が現れてくる。




喉や口の中、鼻の中や肛門など

粘膜でできている部分は弱くなり

すぐに荒れて出血し始める。

だから、突然、鼻血が止まらなくなったりする。

口の中や鼻の中なら分かりやすいが、

体内でも同じことが起きているらしい。

身体の中から壊れていく感じ。


前回は「痔」になった。

痔は痛い。寝てても痛いし起きていても痛い。

座ってなんていられない。一日中憂鬱になる。

痔の人の辛さを体験した。

おまけに喉の炎症も痛かったので、

ダブルパンチでヘトヘトにやられた。


「血小板」の数が減っている状態で出血が始まると

血が固まらないし傷口もふさがらない。


立ち上がるとめまいがする。

「赤血球」が減少しているので

酸素が体内に行き渡りずらいらしい。


熱が出る。人にもよるが、

俺の場合40度近い高熱が一週間ほど続く。

味覚が破壊される。

口の中から不味い液体が出てくるようになるので、

何食べても不味い。何も口の中に入れたくなくなるし、

何も食べたくない。

ひたすら高熱を下げるための抗生剤と解熱剤を飲んで

ベッドに寝ている。

というより、身体が重くて、怠くて、

ベッドに沈み込んでしまいそうに押し付けられている感じ。

俺だけ重力が2倍になっているんじゃないかと思えてしまう。

血液細胞が増えてくるまで耐えるしかない。


普段は全く気付かないが、血液細胞が正常であるということで

色々なことがとても絶妙なバランスで機能してくれているのだ

ということを思い知らされる。


本人が意識しなくても、

血は体内を流れそれぞれの役割をこなしてくれる。

必要な物を取り込んで、不必要な物は排泄する。

本当に見事にデザインされたものだ。

人間の身体だけではなく、人間が生きている地球にしても、

その地球が存在している宇宙にしても

同じデザインの中にいるのだろう。


潮が干満を繰り返し、太陽は昇って沈む。

冬になると渡ってくる鳥も、

何百年に一度やってくる彗星も。

とても微妙なバランスの中ですべては関係し合っている。


これこそが奇跡だと思えてくる。



話がデカクなったけど、

どうであれ、

早く旨いもの食いたい。



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mimitibi

Author:mimitibi
1966/3 東京向島生まれ
1985-1988セツ・モードセミナーで
水彩画にいそしむ
世界各地を旅
1992 北海道へ移住
2004-2005 ドームハウスを建築
2008 ツリーハウスを建築
2009 2級建築士取得

タイパンツ愛好家

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