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去年、私が入院した時のこと。

人生初の「集中治療室体験」。

「集中治療室」

聞いたことはあるが、まさか自分が・・・・。という世界。

その時の印象では、

「処置室とナースステーションが合体した部屋にベットがある。」

という感じだった。

 昼間は、特に沢山の人がいて、

先生や様々なスタッフの人たちの出入りも多い。

看護士一人に患者一人といった具合だ。

24時間ひっきりなしに巡回してくれる。


 カーテンで仕切られたベットが5台くらいあったと思う。

当然、患者さんは動けないような人ばかり。

それどころか、まともな会話すらできる状態ではないので、

普通病棟のように、患者さんと看護士さんの明るい会話はまず無い。

患者はもちろん、看護士さんも大変だ。


 私の場合、

食べ物をまったく受け付けなくなっていた状態だったので、

高カロリーな点滴を24時間入れていた。


 朦朧とした意識の中、

その液体の入っている大きな黄色いビニール袋に

印刷されているメーカーのロゴが眼に入ってきた。


「AJINOMOTO」!!


「ん?」

一瞬目を疑った。目を凝らしてもう一度見てみた。

「AJINOMOTO」!!

やはり、

あの『味の素』だった。


衝撃だった。

可笑しくなって思わず笑いがこみ上げてきた。


私は、もう何年も「味の素は身体に良くないもの。」という、

偏った考え方で生きてきた。

だから我が家には、「味の素」は無い。

そして、その考え方を良しとしてきた。


ベジタリアンや自然食などを取り入れている人々の中にも、

「味の素」をよろしく思っていない方々も多い。

お医者さんや学者さんや食品の専門家や料理人の中にも、

そのような意見の人々は沢山いるし、

私もその一人だった。


その私が、健康を害し、腎不全になり、

そして、「AJINOMOTO」に助けられている。


もちろん、化学調味料を点滴しているわけではないが、

これほどいかした冗談はない!

心からそう思った。

しかし、冗談ではなく現実だった。


最近の人生の中では、最も印象的な出来事の一つになった。


しかし、なぜか悪い気はしなかった、

それどころか、

どこかすっきりしたような気分だった。

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mimitibi

Author:mimitibi
1966/3 東京向島生まれ
1985-1988セツ・モードセミナーで
水彩画にいそしむ
世界各地を旅
1992 北海道へ移住
2004-2005 ドームハウスを建築
2008 ツリーハウスを建築
2009 2級建築士取得

タイパンツ愛好家

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