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 入院中は、一日置きに採血がある。

決まって朝一番に看護士さんが来るのだが、

早い時は、朝5時にやってくる。


空はカーテン越しに薄っすらと明るくなっているが、

私はもちろん寝ている。


「おはようございま~す。石川さ~ん、採血お願いしま~す。」
  (朝早いので、看護士さんもヒソヒソ声になっている。)

「・・・・ん・・・、あ・・・・、お・・はよう・・・ござい・・・ま・・。」


「失礼しま~す。今日は3本採らせていただきま~す。

消毒しますね~、ちょっとチクっとしますね~!すみませ~ん。」


「いっ・・・・・・」


「痛くないですかあ~」

「い、痛い。痛い、痛い、痛い!!」


「あ!あっ!!なんか、腫れてきた・・。痛いですか?」(やっぱり、ヒソヒソ声。)

「痛い。痛い。」


「ちょっと、もれてるみたいなんで・・・・、射しかえていいですかあ・・・?」

「あ・・、ああ・・。」(・・いいですかって・・・、他に方法ないじゃん・・・)


「すみませ~ん。消毒しますね~、ちょっとチクっとしますね~!すみませ~ん。」

「いっ・・・・・・。」


「終わりました~。失礼しま~す。」

「・・・あ・・、ど~も・・・」



採血のある朝の目覚めは、

「チクっ」とする。



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mimitibi

Author:mimitibi
1966/3 東京向島生まれ
1985-1988セツ・モードセミナーで
水彩画にいそしむ
世界各地を旅
1992 北海道へ移住
2004-2005 ドームハウスを建築
2008 ツリーハウスを建築
2009 2級建築士取得

タイパンツ愛好家

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